【気になる情報】投資信託「ETF」の種類や特徴

資産運用 投資情報

老後2,000万円問題が現実化してきている中で、効果的に資産を形成するためには、自分にあった資産運用方法を探す必要があります。現在の資産の状況や、家族構成などを含めたライフスタイル、性格、年収など、様々な状況の中で、自分と相性の良い資産運用を探しましょう。今回は、資産運用初心者の方でも、安心してチャレンジしやすい債券投資についての情報をご紹介していきます。

債券の種類

無数にあると言われている債権ですが、大きく分けると3つのジャンルに分けることができます。それぞれ、メリットとデメリットがありますので、自分の投資スタイルにマッチしている物を選ぶようにしましょう。1つ目は「公共債」ですこれは、日本国内の地方自治体や国が発行しているのが公共債となっています。最も大きなものは、国が発行している「国債」です。国債は、国が発行しているだけあって、信頼度も高く、流通量も多いといった特徴があるために、売買しやすいので、初心者の方におすすめです。

2つ目は「民間債」です。公共債とは真逆で、一般企業や金融機関などが発行している物を民間債と言います。その中でも一般企業が発行している物を社債と言います。この社債は、非常に個性が出やすいので、選ぶことが楽しいという方も少なくありません。社債の中には、個人投資家向けのものも多く、最初に個人に限定して発行しているものもあります。そして、3つ目が外国債券になります。この外国債券は、払い込みや利払い、そして償還金の支払いなどを、外貨建てで行う物のことになります。有名な物は、ユーロや米ドルなど世界でも主要な通貨建ての物ですが、最近では、知名度の低い新興国通貨建てなども増えてきました。

メリット

こちらの資産運用方法のメリットは、日本国内の銀行に預けるよりも利息が付くことです。現在は、定期預金の金利は、おおむね0.01パーセントに設定している銀行が多いようです。10万円を預けていても、1年間で10円しか増えません。1回ATMを利用したら、それだけでマイナスになってしまいます。しかし、こちらの投資スタイルの場合には、0.01パーセントよりも、はるかに高い利息を設定しているところがほとんどですので、利益を上げやすいのです。

また、他の資産運用方法とくらべて、安全性が高いというのもメリットです。株式投資などは、相場が秒単位で動いていますので、完全に予想することは不可能です。しかし、こちらの資産運用方法の場合には、最初に利率と償還期間が決定されています。そのため、将来どの程度のお金が入るのかを把握しやすいといったメリットもあります。

注意点

非常に魅力的な資産運用方法だと思われる債券投資ですが、完全無欠ではありません。苦手分野も合わせ持っています。安全性が非常に高いのですが、その分、株やFXなどの資産運用方法と比べて、利率が低区設定されています。

もちろん、資産運用ですので、絶対に安全であるということはありません。倒産などのリスクによって、資産を失うリスクも当然ながら考えなければいけません。良い面だけでなく、リスクについてもしっかりと理解した上でチャレンジする必要があるのです。岡三証券のホームページには、より詳しく紹介されていますので、これから資産運用をはじめようと思っている方は、最初にチェックするようにしましょう。